ゲームで不遇職を極めた少年、異世界では魔術師適性MAXだと歓迎されて英雄生活を自由に満喫する/スペルキャスターLv100 (GA文庫)

ラノベ感想

 「ゲームで不遇職を極めた少年、異世界では魔術師適性MAXだと歓迎されて英雄生活を自由に満喫する/スペルキャスターLv100」を読みました。
 以下、ネタバレを含む感想です。

感想

ゲームベースの異世界転移ファンタジー

 「我が驍勇にふるえよ天地」「転生魔王の大誤算」などを書かれている、あわむら赤光さんの新作です。

 舞台としてはゲーム世界をベースにした異世界ファンタジーで、主人公は14歳の少年、九郎です。

 事故とかではなく、ゲーム世界がそもそも異世界をベースにして召喚する対象を選ぶ試練だったということで、ゲームをクリアした九郎が異世界に転移する形となります。

 ゲーム世界がベースだったりすると、どうしても独自のゲームの設定であったり、ステータスの内容や説明だったりと、説明が冗長で読むのが大変になる印象がありますが、上手く省略されており、すごく読みやすかったですね。

メイドさんがかわいい

 本作の個人的な推しポイントは表紙の巨乳メイドさんがとにかくかわいいことですね。この1点だけでも十分すぎるほど読む価値がありました。

 九郎の世話を担当するヒロインのセイラは、16歳の少女で年上お姉さんポジションになります。

 九郎がリビングに来るのに合わせてワザと服を脱いで自主的にラッキーハプニングを起こすようなキャラです。それ以外にも、年下である九郎をあの手この手でからかいます。

 からかうという行為は、キャラによっては嫌味になることもありますが、セイラについてはいずれも愛が感じられるないようなので不快になることもなく、九郎のツッコミと合わせて楽しく読むことができました。

 イラストもこのおちゃめなメイドさんに最高に合っていると思います。表紙と最初のカラーイラストページを見て、グッと来た方なら買って損はないでしょう。

 感想は以上です。ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました