ライトノベル、本好きの下剋上の30巻を読みました。
もう30巻というのも早いものですね。以下、ネタバレを含む感想です。
感想
アーレンスバッハ・エーレンフェスト戦争終了?
ついにゲオルギーネの仕掛けた、エーレンフェスト、アーレンスバッハに対する戦いが終了しました。ローゼマインたちがアーレンスバッハの実行部隊の隊長であるグラオザムを倒し、ジルヴェスターがエーレンフェストの礎を攻めたゲオルギーネを倒した形です。
?(はてな)をつけたのは、グラオザムは影武者が大量にいて、各地でグラオザムを倒したという報告が上がってるからですね。身食い兵を使えば、高度に本人の偽装したをした影武者が作れるのであれば、倒せたのかどうか不安なところです。一応ゲオルギーネに名捧げした人たちが死んだので、本人だということで、進めてるようですが……。
女神へと近づいていくマイン
王になる権利を持っていたり、アーレンスバッハのアウブになる権利も持っているマインでしたが、周囲に自分がどうしたいかを問われ、アウブとして好きに図書館を運営したいと思いを固めます。(本狂いのマインを王にしたくないという周囲の思いも多分にありますが)
ということで、グルトリスハイトを持っていながらどうやって王族ルートを断るか考えるマインとフェルディナンドですが、作ってあげれば良いじゃんという方針に舵を切ります。神が王族に授けたと言われるグルトリスハイトを作って渡すのであれば、もはや完全に神の所業です。
そんなこんなで、二人の望む未来のために頑張りますが、そんな二人をもう完全に夫婦じゃんってことで、我々読者だけでなく、周りの人間たちも思い、二人が結ばれるような方向にお膳立てしていってましたね。えぇ、もうそれで良いでしょう。
狙われる貴族院
マインたちがエーレンフェスト・アーレンスバッハで戦っている裏では、ランツェナーヴェからの侵入者であるジェルヴァージオが貴族院の図書館に侵入し、グルトリスハイトを狙っています。
もとは王族ということで、ある程度のところまで入ることができましたが、果たして最後のグルトリスハイトの入手まで至れるのかということろで、30巻は終わりとなりました。
一つの戦いが終わったあとも気が抜けないですね。結局もうマインたちがグルトリスハイトを生成するレベルにまでなっていると、いろいろと太刀打ちできない気がしますが、この襲撃に関わる各関係者の結末が気になるところです。
そして早くまた、マインたちがウキウキで新しいものを作る日常編へと帰れると良いですね。
グルトリスハイトや、マインとフェルディナンドの関係、そして貴族院の襲撃、いよいよ物語も佳境ということでしょうか。なろう側未読で以降の展開はわからないですが、今から楽しみです。
そして30巻という大台に乗ったわけですが、アニメのほうも最後までやってくれるか気になりますね。アニメの雰囲気も好きで、各シーズン最後まで見てますので。
感想は以上です。ありがとうございました。
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