灰原くんの強くて青春ニューゲーム2 (HJ文庫)

「灰原くんの強くて青春ニューゲーム」の2巻を読みました。いやー、詩も美織もすごい魅力的なヒロインですね。

1巻は導入回ということで、主人公のイケメン振りに楽しいものがありましたが、今回はいよいよ虹色青春計画の恋愛面が動きだしましたね。正直、詩はタツと最終的に結ばれる負けヒロインかなと思っていました。けれど、プロローグの詩の独白で、タツと結ばれたほうが丸いと自分で自覚がある発言がされており、こちらが動揺しました。分かってるんだなと、そのうえで主人公に挑みたいのだと。一気に最推しになる導入でした。

前半部分は美織に注目した話でした。バスケ部とのいざこざ、主人公が圧倒的イケメン力を見せつけましたね。俺を頼れと抱きしめたら、そんなん惚れてしまうじゃないかと。美織は怜太狙いと言いながらいろいろ主人公に抱いている思いが多々ありそうです。幼馴染だから妥当といえばそうかもですが、早くその辺の昔話を聞きたいところです。

そしてメインヒロインのはずの星宮はここまで正直なところ空気な印象です。あくまでメインヒロインポジションだからヒロインの印象です。次の巻では、星宮と七瀬の深堀りが見たいところですね。そして、怜太がいよいよ物語に絡んで来そうな気配なので、そこも含めて楽しみです。