アニメ、異世界薬局の10話を見ました。黒死病との戦いが始まりと、また、人間の弱さが垣間見える回でもありましたね。
以下、ネタバレを含む感想です。
感想
黒死病の上陸
黒死病の知らせを受け、ついに輸送船のやってくるマーセイルに到着したファルマたちが検疫活動に着手しました。
足止めを受ける船乗りたちは損害が出ると駄々をこねます。我々の世界も歴史的な流行り病により、いろんなモラル的な問題もあったので、他人事とは思えませんね。
そんな暴走する船乗りたちを止めてくれたのが、異世界薬局の常連さんであるジャンさん、実は帝国艦隊の提督でした。艦隊も艦隊服を着た面々もカッコ良かったですね。
マーセイルの検疫は順調にいきそうになったものの、隣の村から黒死病上陸の急報が。検疫を待ってられないと密入国した船により、黒死病が蔓延してしまった模様。ファルマは検疫をエレンに任せて、単独でエスターク村に移動することになりました。
名前から某RPGのボスの気配を感じますが、きっと杞憂なのでしょう。
こんなところにいられるか
ファルマがエスターク村に到着すると、村を脱出しようとする人々が。言うまでもなく、脱出を許せば被害地域が拡大し、取り返しのつかないことになります。
戻るように促すファルマですが、当然パニックに陥る人々には届くはずもありません。むしろ邪魔する敵だと、女性も含めナイフやら石を取り出し、ファルマを狙おうとする様は怖いものがありました。
さすがのファルマも言葉では止められないと、久しぶりに魔法を行使します。村全体を超巨大な氷で閉じ込める力技です。やっぱり最後は力ということ……。
無事、治療の開始ができ、初期治療を終えたところで、今回は終了となりました。次回は重症患者の治療にあたるとは思いますが、前話で出てきた怪しさマックスの男がどう絡んでくるのかも気になるところです。
ということで、人間の愚かさというか、弱さが見えた回でした。決してアニメだからと他人事ではいられませんね。
それはそれとして、いつの間にやら防護服やらゴーグルやら、マスクに留まらず、医療器具の発展にも目を見張るものがありました。
感想は以上です。ありがとうございました。
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